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  1. 厚木市議会 2020-02-25
    令和2年第1回会議(第1日) 本文 2020-02-25


    取得元: 厚木市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年第1回会議(第1日) 本文 2020-02-25 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 91 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯寺岡まゆみ議長 2 ◯寺岡まゆみ議長 3 ◯寺岡まゆみ議長 4 ◯小林常良市長 5 ◯寺岡まゆみ議長 6 ◯寺岡まゆみ議長 7 ◯小林常良市長 8 ◯寺岡まゆみ議長 9 ◯9番 栗山香代子議員 10 ◯片桐 亮循環型社会推進担当部長 11 ◯9番 栗山香代子議員 12 ◯片桐 亮循環型社会推進担当部長 13 ◯9番 栗山香代子議員 14 ◯石井正彦財務部長 15 ◯寺岡まゆみ議長 16 ◯寺岡まゆみ議長 17 ◯小林常良市長 18 ◯寺岡まゆみ議長 19 ◯寺岡まゆみ議長 20 ◯小林常良市長 21 ◯寺岡まゆみ議長 22 ◯6番 高田 浩議員 23 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 24 ◯6番 高田 浩議員 25 ◯霜島宏美市長 26 ◯6番 高田 浩議員 27 ◯霜島宏美市長 28 ◯寺岡まゆみ議長 29 ◯8番 名切文梨議員 30 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 31 ◯寺岡まゆみ議長 32 ◯佐藤 明政策部長 33 ◯8番 名切文梨議員 34 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 35 ◯8番 名切文梨議員 36 ◯寺岡まゆみ議長 37 ◯8番 名切文梨議員 38 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 39 ◯佐藤 明政策部長 40 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 41 ◯8番 名切文梨議員 42 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 43 ◯寺岡まゆみ議長 44 ◯8番 名切文梨議員 45 ◯佐藤 明政策部長 46 ◯8番 名切文梨議員 47 ◯佐藤 明政策部長 48 ◯寺岡まゆみ議長 49 ◯6番 高田 浩議員 50 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 51 ◯6番 高田 浩議員 52 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 53 ◯6番 高田 浩議員 54 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 55 ◯6番 高田 浩議員 56 ◯霜島宏美市長 57 ◯6番 高田 浩議員 58 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 59 ◯寺岡まゆみ議長 60 ◯1番 高田昌慶議員 61 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 62 ◯1番 高田昌慶議員 63 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 64 ◯松尾幸重協働安全部長 65 ◯1番 高田昌慶議員 66 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 67 ◯寺岡まゆみ議長 68 ◯寺岡まゆみ議長 69 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 70 ◯寺岡まゆみ議長 71 ◯8番 名切文梨議員 72 ◯佐藤 明政策部長 73 ◯8番 名切文梨議員 74 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 75 ◯8番 名切文梨議員 76 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 77 ◯齊藤淳一総務部長 78 ◯8番 名切文梨議員 79 ◯寺岡まゆみ議長 80 ◯2番 後藤由紀子議員 81 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 82 ◯寺岡まゆみ議長 83 ◯2番 後藤由紀子議員 84 ◯寺岡まゆみ議長 85 ◯8番 名切文梨議員 86 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 87 ◯8番 名切文梨議員 88 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 89 ◯8番 名切文梨議員 90 ◯寺岡まゆみ議長 91 ◯寺岡まゆみ議長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯寺岡まゆみ議長 ただいまの出席議員は28人で定足数に達しております。  ただいまから令和2年厚木市議会第1回会議2月定例会議第1日の会議を開きます。  会議規則第79条の規定によって、第1回会議の会議録署名議員を議長から指名いたします。池田博英議員、田口孝男議員、高橋豊議員にお願いいたします。  議長の諸報告は、お手元のとおりでありますので、御了承願います。  本日の議事日程は、お手元の日程表のとおりであります。  日程に入ります。    ────────────── 2 ◯寺岡まゆみ議長 日程1「会議期間の決定」を議題といたします。  お諮りいたします。第1回会議の会議期間は、本日から3月23日までの28日間とすることに御異議ありませんか。    (「異議なし」との声あり)  御異議なしと認めます。よって第1回会議の会議期間は、本日から3月23日までの28日間と決定いたしました。  なお、会議期間中の会議日割は、お手元の日割表のとおりであります。    ────────────── 3 ◯寺岡まゆみ議長 日程2「議案第1号 市道路線の認定について」から日程6「議案第5号 市道路線の認定について」までの5件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 4 ◯小林常良市長 (登壇)皆様、おはようございます。提案説明の前に、発言のお許しを頂きたいと思います。  新型コロナウイルスの感染が、世界29か国で約7万9000人、国内でも147人が感染と、日に日に拡大している状況は、皆様既に御承知のことと存じます。本市における対応につきましては、2月19日に第3回市民安全対策本部会議を開催し、当面、2月19日から3月末までの間、市主催等の不特定の参加者が集まるイベント等は、原則中止とさせていただきました。  市民の皆様におかれましては、せきエチケット、手洗い等の予防対策のほか、正確な情報に基づき冷静な行動を取っていただきますようお願いいたします。  市民の皆様の健康と安全を守り抜くため、様々な防止対策を講じてまいりますので、議員の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  それでは、ただいま議題となりました議案第1号から議案第5号までの5件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。
     議案第1号から議案第5号までの市道路線の認定につきましては、いずれも宅地分譲のための開発行為に伴い、議案第1号につきましては寿町三丁目地内、議案第2号につきましては田村町地内、議案第3号につきましては上依知字社宮司地内、議案第4号につきましては山際字山ノ根原地内、議案第5号につきましては愛甲二丁目地内のそれぞれ1路線または2路線を新たに認定するもので、いずれも道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  以上5議案につきまして、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 5 ◯寺岡まゆみ議長 一括質疑に入ります。──別になければ質疑を終結いたします。  本5件は、付託表のとおり都市経済常任委員会に付託し、休会中の審査に付します。    ────────────── 6 ◯寺岡まゆみ議長 日程7「議案第6号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第7号)」から日程13「議案第12号 令和元年度厚木市病院事業会計補正予算(第2号)」までの7件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 7 ◯小林常良市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第6号から議案第12号までの7件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。  まず、議案第6号 令和元年度厚木市一般会計補正予算(第7号)につきましては、既定の歳入歳出予算にそれぞれ50億9755万4000円を追加し、補正後の総額を940億168万5000円とするものでございます。  今回の補正予算につきましては、補助金等を活用して実施する事業などの経費について補正するとともに、各事務事業に係る経費の精査に伴い、歳入歳出予算において所要の補正を行い、併せて、継続費、繰越明許費及び地方債の補正を行うものでございます。  それでは、歳入歳出予算の内容につきまして御説明申し上げます。  初めに、歳入の主な内容につきまして御説明申し上げます。  16ページの市税につきましては、企業業績が好調であったことに伴い、法人市民税現年課税分を増額するものでございます。  次に、地方特例交付金につきましては、交付額の確定などに基づき減額するものでございます。  次に、国庫支出金でございますが、児童扶養手当負担金ほか2つの負担金及び児童虐待・DV対策等総合支援事業費補助金ほか12の補助金につきまして、交付額の確定などに基づき所要の増減を行うとともに、社会保障・税番号制度システム整備事業補助金ほか1つの補助金につきまして受け入れるものでございます。  次に、18ページの県支出金でございますが、児童手当負担金ほか3つの負担金及び地域づくり活動促進事業補助金ほか11の補助金につきましては、交付額の確定などに基づき所要の増減を行うものでございます。  次に、20ページの財産収入でございますが、アミューあつぎ建物貸付収入ほか2つの財産収入につきまして所要の増減を行うとともに、情報プラザ建物貸付収入を受け入れるものでございます。  次に、20ページの寄附金でございますが、ふるさと納税寄附金を増額するものでございます。  次に、22ページの繰入金でございますが、公共用地取得事業特別会計繰入金ほか5つの繰入金につきまして所要の増減を行うとともに、財政調整基金繰入金(法人市民税還付分)を受け入れるものでございます。  次に、繰越金でございますが、前年度繰越金を増額するものでございます。  次に、諸収入でございますが、一般廃棄物売払収入ほか4つの雑入につきまして所要の増減を行うとともに、障害者医療費国庫負担金過年度清算金ほか2つの雑入を受け入れるものでございます。  最後に、24ページの市債でございますが、(仮称)旭町2丁目自転車等駐車場整備事業債ほか15の市債につきましては、事業費の確定などに伴い、所要の増減を行うものでございます。  続きまして、歳出の内容でございますが、総体的には、補助金等を活用して実施する事業などの経費について補正するとともに、執行状況等を勘案し、所要の増減を行うものでございます。  それでは、歳出における増額事業につきまして御説明申し上げます。  初めに、平成30年度国庫負担金等の確定に伴い、それぞれの予算科目において、精算金等に係る経費を措置するものでございます。  次に、28ページの総務費のうち総務管理費でございますが、普通退職者等に係る職員給与費を増額するものでございます。  また、財政調整基金積立金、財政調整基金積立金(ふるさと納税等分)及びふるさと納税推進事業費を増額するとともに、財政調整基金積立金(法人市民税還付準備分)を措置するものでございます。  次に、30ページの民生費につきましては、預かり保育の利用者の増に伴い、幼稚園型一時預かり事業補助金及び認定こども園一般型一時預かり事業補助金を増額するものでございます。  次に、34ページの衛生費につきましては、一般廃棄物処理施設建設基金積立金を増額するものでございます。  また、退職者数の増に伴い、病院事業会計負担金(収益的収支退職手当分)を増額するとともに、病院の経営安定化を図るため、病院事業会計出資金を措置するものでございます。  次に、38ページの土木費でございますが、土木管理費につきましては、国の補正予算を活用し、事業を前倒して実施するため、国土調査事業費(その2)を措置するとともに、道路橋りょう費につきましては、急傾斜地崩壊対策事業費を増額するものでございます。  都市計画費につきましては、公共用地取得事業特別会計の用地取得に要する経費のうち、起債対象外である事務費を繰り出すため、公共用地取得事業特別会計繰出金を増額するものでございます。  市街地再開発事業費、土地区画整理費及び街路事業費につきましては、国の補正予算を活用し、事業を前倒して実施するため、本厚木駅南口地区市街地再開発事業費(その2)、本厚木駅南口地区市街地再開発事業補助金(その2)、森の里東土地区画整理推進事業費(その2)及び街路用地取得事業費(その2)を措置するものでございます。  次に、42ページの教育費のうち、小学校費及び中学校費につきましては、国庫補助金を活用し、事業を前倒して実施するため、小学校校舎・体育館改修事業費(長寿命化)(その2)、中学校校舎・体育館改修事業費(長寿命化)(その2)及び中学校校庭整備事業費(その2)を措置するものでございます。  最後に、46ページの公債費でございますが、償還利率の見直しに伴い、市債元金償還金を増額するものでございます。  次に、6ページの継続費補正でございますが、財源更正や入札差金等により、(仮称)旭町2丁目自転車等駐車場整備事業ほか5つの事業につきまして、所要の補正を行うものでございます。  次に、7ページの繰越明許費補正でございますが、今年度内に事業の執行が完了しない見込みのある事業といたしまして、情報化推進計画策定事業ほか26事業を追加するとともに、中町第2-2地区周辺整備事業を変更するものでございます。  次に、8ページの地方債補正につきましては、事業費の確定などに伴い、(仮称)旭町2丁目自転車等駐車場整備事業ほか15事業を変更するものでございます。  次に、議案第7号 令和元年度厚木市公共用地取得事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算からそれぞれ1099万9000円を減額し、補正後の総額を14億1114万9000円とするものでございます。  歳入歳出予算の内容でございますが、歳入につきましては、厚木秦野道路用地取得事業債などを減額し、先行取得経費などを増額するものでございます。  歳出につきましては、厚木秦野道路用地取得事業費などを減額し、繰出金を増額するものでございます。  また、繰越明許費の設定及び地方債の変更を行うものでございます。  次に、議案第8号 令和元年度厚木市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算にそれぞれ2330万円を追加し、補正後の総額を28億3946万8000円とするものでございます。  歳入歳出予算の内容でございますが、歳入につきましては、繰越金を増額し、繰入金を減額するものでございます。  歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金を増額するものでございます。  次に、議案第9号 令和元年度厚木市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1億9263万5000円を追加し、補正後の総額を228億5384万6000円とするものでございます。  歳入歳出予算の内容でございますが、歳入につきましては、県支出金、繰越金などを増額し、繰入金を減額するものでございます。  歳出につきましては、保険給付費、諸支出金などを増額し、保健事業費を減額するものでございます。  次に、議案第10号 令和元年度厚木市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算にそれぞれ2億453万3000円を追加し、補正後の総額を148億307万3000円とするものでございます。  歳入歳出予算の内容でございますが、歳入につきましては、繰入金を減額し、繰越金などを増額するものでございます。  歳出につきましては、基金積立金などを増額するものでございます。  次に、議案第11号 令和元年度厚木市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1億1628万3000円を追加し、補正後の総額を61億502万2000円とするものでございます。  歳入歳出予算の内容でございますが、歳入につきましては、国庫支出金、繰越金などを増額し、繰入金、市債などを減額するものでございます。  歳出につきましては、事業費におきまして公共下水道整備事業費を増額し、総務費を減額するものでございます。  また、継続費の年割額及び地方債の変更を行うものでございます。  次に、議案第12号 令和元年度厚木市病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、業務の予定量のうち、年間患者数を9150人減らして9万3330人とし、1日平均患者数を25人減らして255人とするとともに、既定の収益的収入予定額を8億6980万1000円減額し、補正後の収益的収入予定額を103億1374万5000円とし、既定の収益的支出予定額を1628万5000円増額し、補正後の収益的支出予定額を116億1992万3000円とし、既定の資本的収入予定額を23億94万1000円増額し、補正後の資本的収入予定額を29億4349万4000円とするものでございます。  今回の補正予算の主な内容につきましては、退職者に係る給与費について所要の補正を行うとともに、病院の経営安定化を図るため、一般会計から出資金を受け入れるものでございます。  初めに、収益的収入及び支出の内容でございますが、収入につきましては、入院収益を減額するとともに、退職給付費に係る他会計負担金を増額し、支出につきましては、退職給付費を増額するものでございます。  次に、資本的収入の内容でございますが、退職手当基金繰入金を増額するとともに、出資金を受け入れるものでございます。  次に、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、給与費の増額に伴い変更するものでございます。  以上7議案につきまして、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 8 ◯寺岡まゆみ議長 一括質疑に入ります。栗山議員。 9 ◯9番 栗山香代子議員 令和元年度一般会計補正予算(第7号)についてお伺いいたします。  35ページですが、当初予算と異なっている部分が衛生費の中で幾つかあります。その中で、市立病院運営事業費増はかなりの額がありますけれども、これについては私、所管の予算決算常任委員会分科会に入っていますので、そちらで詳しくお聞きをすることにいたしまして、もう一つのほう、一般廃棄物処理施設建設基金積立金増、ほかにもいろいろと基金の積立てなどもありますけれども、今回はここが年度当初6万2000円、これが3億円とかなり大きな増となっていますが、この辺についての御説明をお願いいたします。 10 ◯片桐 亮循環型社会推進担当部長 一般廃棄物処理施設建設基金につきましては、ごみ処理広域化の施設整備に係る建設費の後年度負担の軽減を目的として、平成15年から積立てを開始いたしております。平成15年以降、平成18年までは年1億円、平成19年度は約2億円を積ませていただきまして、それ以降につきましては基金の運用益という形で積ませていただき、現在、6億1600万円強の金額を積ませていただいてございます。  これまで10年間、運用益のみの積立てとさせていただいておりましたのは、基金の積立て設立当初、平成24年の施設稼働予定という形でまず積ませていただきました。その後、候補地の再検討等を経て、なかなか整備の方向性が定まらなかった期間が長くございました。そういうことから運用益のみという形で積ませていただいておりまして、本年度当初につきましても6万2000円の当初予算額とさせていただいたものでございます。  昨年、令和元年10月4日、都市計画変更の告示と併せて環境影響評価の公告縦覧が終了いたしまして、大きな事務手続が終わりました。それに伴いまして本年1月から事業が具体的に動き始めたということで、また併せて施設の規模の見直しから後年度への財政計画がほぼほぼ定まってきたことから、今回、財政当局と協議をさせていただきまして、市の財政状況も踏まえて、3億円の積立てをさせていただくものでございます。 11 ◯9番 栗山香代子議員 現在高が6億1600万円でしたか。 12 ◯片桐 亮循環型社会推進担当部長 はい。 13 ◯9番 栗山香代子議員 ここで一定の見通しができたところで、今後の積立ての目標額についてはどのようになっていくか、これからの予定としてはどのように考えているか、お伺いいたします。 14 ◯石井正彦財務部長 まだ正確な事業費等ははっきりしておりませんが、よそのごみの中間処理場の事業費等を勘案した中では、やはり9億円というのはまだ少ないかなと思っております。できましたら、財源がありましたら、今後も積み立てていくという考えでおります。 15 ◯寺岡まゆみ議長 ほかになければ質疑を終結いたします。  本7件は、付託表のとおり予算決算常任委員会に付託し、休会中の審査に付します。  ここで10分間休憩いたします。      午前9時42分  休憩    ──────────────      午前9時51分  開議 16 ◯寺岡まゆみ議長 再開いたします。  日程14「市長施政方針」の説明に入ります。市長。 17 ◯小林常良市長 (登壇)令和2年度の予算及び諸案件の御審議をお願いするに当たり、私の新年度の市政運営に臨む所信の一端を述べさせていただくとともに、主要な施策について御説明申し上げ、市民の皆様並びに議員の皆様の御理解を賜りたいと存じます。  昨年の改元により、我が国は、新たに令和の時代を迎えました。万葉集から選ばれた令和という言葉は、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味を表し、そこには、平和を希求する思いが込められています。この思いは、私も同じであり、新たな時代においても、市民の皆様が心を寄せ合い、平和に暮らせる市政運営に邁進してまいります。  昨年は、大型の台風15号や19号が猛威を振るい、全国各地に甚大な被害をもたらしました。本市においても、ダムの緊急放流に伴い、河川の氾濫の危険性が高まる中、緊迫した対応が続きました。心配された市街地の浸水被害も、厚木南地区に設置した雨水貯留施設がその機能を十分に発揮したことにより、大事には至りませんでしたが、自然の脅威をまざまざと見せつけられ、災害に対する備えの重要性を改めて身をもって認識したところであります。安心・安全に暮らせることのありがたさ、そして大切さを実感するとともに、市民の皆様を守り抜くことが私の大きな使命であると決意を新たにいたしました。  昨今、SDGsという言葉を様々なところで聞くようになりました。2015年に国連サミットで採択されたSDGsは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現に向けた国際目標であります。このSDGsが標榜する持続可能な社会の実現に向け、AIやロボットなどの活用を進めるSociety5.0時代への対応をはじめ、気候変動対策や循環型社会の構築など、世界の課題解決という視点も踏まえながら、多種多様な取組を推進していく必要があります。本市では、これまでも常々、持続可能なまちづくりを意識しながら市政を運営してまいりましたが、改めてSDGsの達成に寄与すべく、全ての職員が一丸となって、事業を展開してまいります。  さて、私は、今年の市政運営のテーマに「大輪」を掲げました。持続可能なまちづくりの礎となるのは、人と人とがつながり、固く絆を深めることによって生まれる大きな人の輪であります。この輪を、市民の皆様とともにさらに大きく広げ、笑顔が咲き誇る、幸せにあふれるまちを築いてまいる所存です。  こうした思いから、令和2年度当初予算につきましては、長期的な視点や市民の皆様のニーズを踏まえ、人口の将来展望を実現する地方創生の推進、誰もがいきいきと生活できる地域包括ケア社会の実現、将来にわたって活力あるまちであり続けるための都市基盤整備の推進、防災・減災対策の強化による安心・安全の推進、2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機としたレガシーの創出、中心市街地の魅力や利便性の向上の6つの重点プロジェクトを中心に編成を進めてまいりました。中でも特に、次代を担う子供たちをはじめ、市民の皆様の命と暮らしを守り抜くための安心・安全につながる事業に重点を置き、あつぎの元気大輪予算として、一般会計は859億円、特別会計を合わせた総額では1496億円を超える予算規模といたしました。  令和2年度は、あつぎ元気プランの最終年度となります。将来都市像である「元気あふれる創造性豊かな協働・交流都市 あつぎ」の実現に向け、計画の総仕上げとなる第4期実施計画を力強く推し進め、新たな総合計画へと確実に橋渡しをしてまいります。  新たな第10次総合計画の策定につきましては、昨年12月に、市民検討会議から、「活気と幸せが満ちあふれ、誰もが希望と生きがいを持てる住みたいまち日本一を目指し、チャレンジし続ける厚木」を理想のまちの姿とする提言を頂きました。この提言をしっかりと受け止め、第10次総合計画を市民の皆様とともに策定し、現計画との継続性を図りながら、本市を取り巻く社会・経済環境に対応した行政運営と、将来を見据えたまちづくりを推進してまいります。  それでは、主要な取組につきまして、あつぎ元気プランの5つの基本政策ごとに御説明申し上げます。  初めに、「安心政策」の取組につきまして御説明申し上げます。  安心して子育てできる社会の実現につきましては、子育て環境日本一に向け、幼児教育・保育の無償化に伴う教育・保育ニーズの増加、多様化に対応するための補助を拡大するとともに、久保子どもの未来応援基金を活用した新たな助成により、幼稚園教諭の確保、定着、離職防止を図り、幼児教育・保育の受入れ体制の充実を図ってまいります。  また、本市独自の取組であるおむつ等宅配事業の対象者を第1子からに拡大し、初めての育児を支援してまいります。  さらに、子供医療費助成や独り親家庭に対する自立・生活支援、親と子の学び直しの支援を引き続き実施するなど、子供たちが健やかに成長できる環境づくりを推進してまいります。  学童保育待機児童ゼロの実現につきましては、新たに民設民営の児童クラブをスタートする事業者を支援するなど、児童の放課後の居場所づくりを推進してまいります。  療育支援体制の確立につきましては、支援を必要とする親子が幸せに暮らせるよう、療育相談センターまめの木を核とし、関係機関との連携強化や相談支援員のスキルアップを図ってまいります。  妊娠・出産・子育てへの支援の充実につきましては、妊産婦等の悩みや不安を解消するため、相談体制を強化するとともに、家事・育児を援助するサービスや、保護者同士の交流の場を提供してまいります。  定期予防接種事業につきましては、本年10月から追加されるロタウイルスワクチンを対象者に確実に接種していただけるよう周知徹底を図り、乳幼児のロタウイルス胃腸炎と神経系の合併症予防を推進してまいります。  児童虐待防止対策につきましては、関係機関との連携により、早期の発見・対応を徹底し、居所不明児童ゼロを継続してまいります。  また、DV防止に向け、相談者の安全確保や自立支援を進めるとともに、啓発活動を充実させてまいります。  高齢者・障害者が生きがいを感じる社会の実現につきましては、団塊の世代が75歳以上となる2025年以降の医療・介護需要の増加を見据え、看護職、介護職、歯科衛生士等の人材確保を図るため、奨学金返済助成等を継続するとともに、地域包括ケア社会の実現に向け、第8期となる高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を策定してまいります。  また、障害福祉サービスの充実を図るため、第6期となる障がい者福祉計画を策定するとともに、重度の自閉症者を専門的かつ適切に支援する事業所の開設や、歯科医師会が実施する障害者歯科診療に対する支援に加え、日常生活で運動する機会の少ない高齢者・障害者の健康保持・増進に取り組んでまいります。
     健康・長寿社会の実現につきましては、市民の皆様の健康づくりや食育を推進するため、第3次健康食育あつぎプランを策定するとともに、あゆコロちゃんGENKIポイント事業を引き続き実施してまいります。  国民健康保険事業につきましては、安定的な事業運営を確保するとともに、被保険者の健康課題の分析結果に基づき、生活習慣病の潜在的なリスク把握や重症化予防等に取り組んでまいります。  また、後期高齢者医療制度事業につきましては、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施に向け、準備を進めてまいります。  がん予防対策につきましては、肺がん施設検診において、新たに喀たんからがん細胞を確認する検査を実施するとともに、がん検診受診率向上に取り組んでまいります。  市立病院につきましては、地域医療支援病院として、医療機関と連携を図りながら、信頼される医療の提供を継続していくため、救急患者の積極的な受入れによる断らない救急の実現や、後発医薬品への切替えによる費用の抑制化等、徹底した経営改善を支援してまいります。  多様な市民活動が共存する社会の実現につきましては、自治会をはじめとする地域活動団体やボランティア団体等への支援を行うとともに、地域活動を維持することができるよう、担い手の育成に取り組んでまいります。  また、地域福祉推進委員会を支援するほか、見守り活動の充実や居場所づくり等の施策を推進するため、第5期となる地域福祉計画を策定してまいります。  国際交流の推進につきましては、友好都市締結15周年を迎えた韓国軍浦市をはじめ、海外友好都市等との交流事業を推進し、未来を担う子供たちや多くの市民の皆様に交流の機会を提供してまいります。  自信と誇りを持てる人権尊重社会の実現につきましては、子供や女性、高齢者、障害者、外国人、LGBTQなど、あらゆる人権を理解し尊重する社会を目指し、人権施策推進指針に基づく施策を推進するほか、ワーク・ライフ・バランスの充実にも取り組んでまいります。  また、認知症や独り暮らしの高齢者・障害者の増加に伴う権利擁護に対する需要の高まりを踏まえ、成年後見制度利用促進基本計画に基づく事業を推進するほか、権利擁護支援センター事業を拡充することにより、個人の権利と利益を守り、社会全体で支え合うまちづくりを推進してまいります。  セーフコミュニティの推進による安心・安全な社会の実現につきましては、3度目の認証取得に向け、市民の皆様や関係機関、団体との連携を深め、さらなる取組の充実を図るとともに、全国セーフコミュニティ推進自治体ネットワーク会議のリーダーとして、国内外のモデルとなるよう、活動を推進してまいります。  安心・安全の向上に取り組む社会の実現につきましては、中心市街地客引きゼロに向け、違反者に対する指導・勧告を徹底するとともに、環境浄化パトロールを実施し、体感治安のさらなる向上に取り組むほか、地域防犯力の強化を図るため、自治会が行う防犯カメラの設置を引き続き支援してまいります。  また、振り込め詐欺被害ゼロに向け、巧妙化する詐欺や悪質商法の被害を防ぐため、新たに録音機能付電話機等の購入費助成をスタートするほか、引き続き消費生活相談体制の強化や効果的な啓発活動を行ってまいります。  交通安全対策につきましては、交通死亡事故ゼロに向け、警察や交通関係団体との連携による交通安全教育等の充実を図ってまいります。  また、交通事故を未然に防止するため、交差点の歩道部分にポールや車止め等の安全施設を設置してまいります。  さらに、放置自転車ゼロを目指し、放置自転車の指導・整理を徹底するとともに、自転車利用者のマナー向上に取り組んでまいります。  命と暮らしを守る社会の実現につきましては、災害対応力日本一を目指し、防災・減災と復旧・復興のための施策を推進し、災害被害を最小限にとどめるため、新たに国土強靱化地域計画を策定してまいります。  防災意識の向上につきましては、市内15地区の災害リスクや対応策をまとめた地区別防災マップを市民協働により作成してまいります。  また、新たにオールハザードマップを作成し、全戸配布してまいります。  災害への備えにつきましては、市民生活の復旧を支援するため、新たに被災者支援システムを構築し、被害認定調査や、罹災証明発行事務等の手続を迅速に処理できる体制を整備してまいります。  また、電気自動車から電力を供給するための設備を新設し、良好な避難所環境の確保に努めてまいります。  さらに、新たな耐震改修促進計画を策定し、木造住宅等の耐震化を促進するほか、盛土造成宅地における滑動崩落の危険箇所を把握するため、新たに変動予測調査を実施してまいります。  浸水対策につきましては、公共下水道雨水計画に基づき、厚木北地区の雨水貯留管の整備をはじめ、各地区における雨水管の整備を推進してまいります。  また、準用河川の維持管理計画策定に向けた現況調査を実施するとともに、恩曽川の水位をリアルタイムで観測することができる監視カメラを増設してまいります。  消防・救急体制につきましては、相川分署と南毛利分署の移転整備を推進するとともに、消防団活動の安全性に万全を期すため、全消防団員に新たなヘルメットを配付し、活動環境の充実に取り組んでまいります。  また、増加する救急需要に対応するため、救急車の適正利用を促進するとともに、小・中学生を対象とした救命講習会を開催し、若年層への応急手当ての普及を図るほか、医療機関との連携により救急救命士の研修体制の充実を図ってまいります。  さらに、風水害対策として、救命ボートや救命胴衣を追加配備するとともに、あらゆる災害に対応するため、警察や県内消防機関との広域的な連携訓練を実施し、消防力の強化を図ってまいります。  火災予防につきましては、家庭の防火対策を推進するとともに、消防法令の違反対象物に対する是正指導を徹底してまいります。  2つ目として、「成長政策」の取組につきまして御説明申し上げます。  学校教育の一層充実した社会の実現につきましては、教育環境日本一に向け、子供たちが社会の多様な変化に順応し、生き抜く力を身につけることができるよう、教育振興施策の方向性を示す第2次教育振興基本計画を策定してまいります。  また、新たに小中学校適正規模等検討委員会を設置し、統廃合も含めた小・中学校の適正規模等について、学習環境や地域コミュニティーへの影響を踏まえ検討してまいります。  教職員の多忙化解消につきましては、スクールアシスタント事業を拡大するとともに、校務支援システムを活用し、児童・生徒と向き合う教職員の労働環境の向上に努めるほか、部活動の活性化に向け、部活動指導員の配置を拡大してまいります。  学校教育の情報化につきましては、さらなるICT環境の整備を図るため、新たな学校教育情報化推進実施計画を策定してまいります。  児童・生徒の学力向上につきましては、県内一学力向上のまちの実現に向け、学力向上プロジェクトを展開するとともに、企業・大学と連携した理科教育や、ニュージーランドとの交流等を含めた英語教育、ICT機器を活用した小学校のプログラミング教育を充実してまいります。  いじめ防止対策につきましては、いじめ防止基本方針に基づき、引き続きいじめの未然防止と、早期の発見・対応に向けた取組を進めるとともに、学校教育指導員による学校訪問を実施し、児童・生徒指導の体制を強化することにより、いじめゼロを目指してまいります。  不登校対策につきましては、児童・生徒が抱える多様化・複雑化した課題に対応するため、元気アップアシスタント等を活用し、個々の状況に応じた支援を行うとともに、児童・生徒支援推進アドバイザーを活用することにより、各校の相談体制を強化し、不登校の未然防止と早期の発見・対応を目指してまいります。  インクルーシブ教育の推進につきましては、全ての子供がお互いを尊重し合いながら共に学び、個々の可能性を伸ばせるよう、一人一人の教育ニーズに応える支援体制を確立してまいります。  児童・生徒の安心・安全につきましては、地域との協働によりインターナショナルセーフスクールの再認証取得に取り組むとともに、登下校時の安全確保に向けた取組を進めてまいります。  教育環境の充実につきましては、全中学校に安心・安全な給食を提供するため、PFI手法を用いて整備する新たな学校給食センターの令和4年度稼働開始を目指し、整備運営事業者を選定してまいります。  また、児童・生徒が快適な教育環境の中で安心して安全な学校生活を送ることができるよう、各校のトイレ改修を完了するとともに、校舎の改修や校庭の整備、特別教室への空調設備導入に向けた準備を進めてまいります。  社会教育の一層充実した社会の実現につきましては、公民館を中心に、地域で子供たちを育てる取組や家庭教育の充実、体育・文化の振興等を図ってまいります。  また、地域活動のさらなる充実のため、厚木北公民館の新築整備に向け、整備方針を策定するとともに、建設用地の取得を進めてまいります。  いつでも生涯学習に取り組むことができる社会の実現につきましては、市民講師や市内5大学、企業による充実した講座を開催するとともに、生涯学習を生かしたまちづくりや取組を推進するため、第3次生涯学習推進計画を策定してまいります。  文化芸術に親しむことができる社会の実現につきましては、市民の皆様や関係団体との協働によるあつぎ市民芸術文化祭や、文化振興財団と連携した文化芸術事業を実施するとともに、本市の特性を生かした文化芸術振興を図るため、第2次文化芸術振興計画を策定してまいります。  また、郷土文化を発信するため、新たにホームページを開設し、日頃の研究や活動を広く周知してまいります。  さらに、現在アメリカのハーバード美術館に所蔵されている、渡辺崋山が描いた厚木六勝の里帰り展示に向け、ゆかりある自治体等から作品をお借りし、博物館が所蔵する関連資料と併せて展示するなど、(仮称)渡辺崋山展プロジェクトを推進してまいります。  誰もがスポーツに親しむことができる社会の実現につきましては、本年7月に開幕する東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、本市がホストタウンを務めるニュージーランドのバスケットボール、ゴルフ、サッカー、車椅子ラグビー等、各種競技選手の受入れについて、市民・企業・関係団体と連携し、万全の体制を整えるとともに、市民の皆様と選手が交流できるスポーツ教室や学校訪問等の事業を実施し、レガシーの創出に取り組んでまいります。  また、オリンピアンやパラリンピアンによる講演、パラスポーツの体験講座等を通じて、スポーツへの関心・意欲の向上や、障害への理解促進に取り組むほか、できる限り多くの児童・生徒が大会を観戦する機会を創出し、子供たちの心に残る体験の場を提供してまいります。  スポーツ活動の推進につきましては、未来のトップアスリートを育成するため、あつぎスポーツアカデミーを充実させ、子供たちの競技力向上や指導者育成を推進するとともに、体力向上、健康増進に向けた事業を展開してまいります。  また、飯山グラウンドをはじめとした、市民の皆様の多様なスポーツ活動の場となる施設の整備等を推進してまいります。  さらに、令和3年度のねんりんピックかながわ2021の開催に向け、健康マージャンのリハーサル大会を開催し、ねんりんピックへの機運醸成を図ってまいります。  3つ目として、「共生政策」の取組につきまして御説明申し上げます。  地球温暖化防止・低炭素社会の実現につきましては、持続可能な消費や生産、気候変動対策など、SDGsに掲げる開発目標の達成に向けた取組を推進するほか、良好な環境保全に資する施策を推進するため、第5次環境基本計画を策定してまいります。  また、CO2排出の削減を図るため、地球温暖化防止に対する意識向上への取組をはじめ、家庭における太陽光発電設備や省エネ設備等の導入に対する補助を引き続き行ってまいります。  さらに、新たな課題である気候変動への対応を踏まえた地球温暖化対策を推進するため、地球温暖化対策実行計画を改定してまいります。  持続可能な循環型社会の実現につきましては、超高齢社会の進展を踏まえ、ごみの戸別収集を視野に入れた今後の収集方法等を検討するとともに、さらなるごみの減量化・資源化を推進するため、新たな一般廃棄物処理基本計画を策定してまいります。  また、生ごみの削減に向け、新たに学校給食から排出される食品廃棄物の減量化・資源化のモデル事業を実施してまいります。  さらに、製品プラスチックの資源化を図るため、モデル地区事業を実施するとともに、紙おむつの資源化に向けた調査を実施してまいります。  新ごみ中間処理施設につきましては、ごみの広域処理の実現を目指し、令和7年度の稼働に向け、環境施設組合とともに事業を推進してまいります。  また、ごみ焼却の余熱を利用し、健康増進等の機会を提供しているふれあいプラザにつきましては、令和5年度の供用開始を目指し、整備運営事業者を選定するなど、PFI手法を用いた再整備を進めてまいります。  自然と共生する社会の実現につきましては、生物多様性の普及・啓発を図るため、環境学習講座等を開催するとともに、希少生物を保護するため、厚木市版レッドデータブックを完成させてまいります。  また、里地里山の保全・活用に向け、保全活動団体に対して引き続き支援を行うとともに、多面的な機能の発揮や次世代への継承を図るため、新たな里地里山保全等促進計画を策定してまいります。  豊かな生活環境の実現につきましては、市民の皆様が安心して安全に公園を利用できるよう、公園施設長寿命化計画に基づき、都市公園の老朽化した遊具をリニューアルしてまいります。  環境美化の推進につきましては、市民協働による地域美化清掃を引き続き実施するとともに、路上喫煙ゼロを目指し、喫煙マナーの向上に取り組んでまいります。  河川と共生する社会の実現につきましては、神奈川県等と連携し、河川敷の樹林化対策や河床整理を進めるとともに、市民協働により草花の植栽を行うほか、県央相模川サミット六市町村合同クリーンキャンペーンを実施し、河川美化意識の向上を図ってまいります。  4つ目として、「快適政策」の取組につきまして御説明申し上げます。  活力ある中心市街地の実現につきましては、本厚木駅南口駅前広場の拡充整備や再開発ビルの令和2年度の完成に向け、再開発組合が進める建設工事を支援するとともに、新たに自転車等駐車場を整備してまいります。  本厚木駅北口周辺につきましては、本市の玄関口としてふさわしい駅前広場や街区の再整備に向け、関係権利者の皆様との意見交換会や勉強会等を開催し、市街地再開発準備組合の設立に向け、具体的な整備内容を検討してまいります。  愛甲石田駅周辺につきましては、交通環境を改善するため、北口広場の暫定整備を行うとともに、北口広場を中心とした整備構想策定に向け、地域の皆様と検討を進めてまいります。  中町第2-2地区につきましては、多くの市民の皆様が気軽に立ち寄り、充実した時間を過ごすことができるサードプレイスの創出を目指し、中心市街地の新たな中核拠点となる図書館、(仮称)未来館、市庁舎等で構成する複合施設の設計に向けた準備を進めてまいります。  また、歩行者、自動車等が安全かつ円滑に移動できる交通動線の確保に向け、関係機関と協議し、周辺交通アクセス整備を推進してまいります。  地域特性を生かした魅力あるまちの実現につきましては、今後の人口減少や超高齢社会の進展、道路・交通や社会経済状況等の変化を見据え、本市の都市づくりの方向性を示す都市マスタープランの改定をはじめ、コンパクト・プラス・ネットワークの考え方を基本とした立地適正化計画や(仮称)総合都市交通マスタープランを新たに策定してまいります。  南部産業拠点酒井地区につきましては、広域交通の結節点にふさわしい産業拠点の形成を目指し、土地区画整理組合を支援するとともに、関連する道路・水路の整備に向けた準備を進めてまいります。  森の里東地区につきましては、新たな立地企業の操業開始に向け、整備中のエリアの完成を目指し、引き続き土地区画整理組合を支援するとともに、関連する排水路の整備を進めてまいります。  山際地区、山際北部地区につきましては、引き続き権利者の皆様と検討を進めてまいります。  快適生活空間の実現につきましては、分譲マンションの老朽化を見据え、立地や管理の実態調査を実施し、今後の住宅施策を検討してまいります。  また、空家等対策計画に基づき、解体費や取得費に対して補助を行うなど、総合的な空き家対策を進めてまいります。  住居表示整備につきましては、住所の混乱や不便を解消するとともに、災害や事故発生時に緊急車両等が迅速かつ正確に現地に到着できるよう、飯山地区の早期実施に向け、地域の皆様の御意見をお聴きしながら、取り組んでまいります。  公共下水道事業につきましては、市街化調整区域の下水道整備に向け、調査・設計等の準備を進めるとともに、地方公営企業法の一部を適用し、経営マネジメントの強化に取り組んでまいります。  交通環境の整備につきましては、日常生活で移動に不便を感じている方々を支援するため、地域コミュニティー交通の実現に向けた取組を進めてまいります。  また、本厚木駅におけるホームからの転落や列車との接触事故を防止し、安全・安定輸送の確保を図るため、令和3年度のホームドア使用開始を目指し、設置に要する費用の一部を補助してまいります。  道路ネットワークの構築につきましては、第8次道路整備三箇年計画に基づき、厚木環状3号線や本厚木下津古久線等の都市計画道路を整備するとともに、交通の円滑化や安全性・快適性の向上を図るため、交差点改良や生活道路の整備を推進してまいります。  歩道整備につきましては、高齢者や障害者に優しいバリアフリー化を進め、安全かつ快適な歩行空間の確保に努めてまいります。  (仮称)厚木パーキングエリア・スマートインターチェンジにつきましては、令和2年度上半期の開通を目指し、事業を推進してまいります。  また、厚木秦野道路につきましては、早期の整備促進に向け、引き続き用地国債先行取得制度を活用し、事業推進を強力に後押しするとともに、関係自治体と連携し、国等への要望活動を積極的に行ってまいります。  さらに、広域幹線道路ネットワークを含めた将来的な道路整備を見据え、道路に関する総合的な方針を定めるため、新たに(仮称)あつぎの道づくり計画を策定してまいります。  道路施設の維持管理につきましては、定期的な点検を行い、施設の安全性を確保するとともに、施設維持費の平準化を図るため、新たに道路維持管理計画を策定してまいります。  企業・商業活動が活発なまちの実現につきましては、適切な事業承継を促進するため、新たに補助金制度を創設し、経営者の高齢化や後継者不足に悩む市内中小企業に対する支援を行ってまいります。  また、市内企業や勤労者に寄り添った施策の方向性を定め、活発な商業活動やロボット産業の推進が図られるよう、新たな産業マスタープランを策定してまいります。  企業誘致につきましては、新規企業の市内進出や既存企業の事業拡大を引き続き支援することにより、地域経済の活性化や雇用機会の拡大を図るとともに、持続可能な強い財政基盤の構築につなげてまいります。  商業活動の推進につきましては、商工会議所や商店会、大規模小売店舗と連携し、にぎわい爆発あつぎ国際大道芸等のイベントを契機とした、商店会の活性化に向けた取組を実施してまいります。  また、市民の皆様の利便性が向上するキャッシュレスシステムの導入を促進するとともに、アミューあつぎへの魅力あるテナント誘致に取り組むなど、にぎわいあふれるまちづくりを推進してまいります。  新たな戦略による観光のまちの実現につきましては、飯山白山森林公園桜の広場周辺のさらなる魅力向上を図るため、周辺整備に向けた実施設計等の準備を進めてまいります。  また、観光協会と連携した観光プロモーションを展開するとともに、あつぎ食ブランドを活用した食のイベントや観光資源を紹介するバスツアーの開催、SNSを利用したPR動画の配信等により、本市の魅力を市内外にPRし、観光客の誘致拡大を図ってまいります。  あつぎ鮎まつりにつきましては、本年7月から8月にかけて東京オリンピック競技大会が開催されることに伴い、来場者の皆様が安心して安全にイベントに参加していただけるよう、開催を10月に延期してまいります。  都市農業・林業を生かした地域産業の実現につきましては、都市農業振興計画に基づき、持続可能な都市農業の創造や魅力ある農業の振興に取り組むとともに、人・農地プランの充実を図り、農地の集積等に取り組んでまいります。  また、林業につきましては、森林環境譲与税等の活用により、森林の整備や木材利用を促進し、成長産業化や山崩れの防止、水源涵養など、森林の持つ多面的機能の向上を図ってまいります。  有害鳥獣対策につきましては、ニホンザル等の適正な捕獲・追い払いや、群れの除去に取り組むことにより、農作物や生活への被害防止を強化してまいります。  安心して働くことができる社会の実現につきましては、中小企業の障害者雇用及び就労機会のさらなる拡大につなげるため、雇用奨励金を交付するとともに、ハローワーク等の関係機関と連携して企業を支援してまいります。  また、高年齢者の雇用促進や就労機会拡大、企業の人材確保につなげるため、新たに高年齢者継続雇用奨励補助金制度を創設してまいります。
     最後に、「信頼政策」の取組につきまして御説明申し上げます。  あつぎの魅力の創造と発信及び地方創生の推進につきましては、人口減少を克服し、人口の将来展望を実現するため、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定してまいります。  また、企業や大学、団体の若い世代で構成する地方創生推進プロジェクトにおいて、住みたい・働きたい・訪れたいと思える魅力あるまちづくりに向け、本市の魅力の発信や交流の場の創出を推進するとともに、親世帯との近居・同居のための住宅取得・改修を支援し、若年層の定住を促進してまいります。  さらに、市民・商店・企業の皆様によるSDGsの取組を促進し、地域における相互のつながりを深めるため、スマートフォンアプリを活用した、SDGsつながりポイント事業を実施し、地方創生につなげてまいります。  相模川・中津川の水産業の活性化につきましては、関係市町村や団体等と連携し、新たに整備したアユ中間育成施設を核として、6次産業化、ブランド化を図るとともに、魚類の生息環境の向上等に取り組んでまいります。  積極的な情報提供の推進につきましては、市民の皆様をはじめ、観光やビジネスで本市を訪れる方々に対し、観光や災害等に関する行政情報を発信するため、本厚木駅南口にデジタルサイネージを設置するとともに、気軽にインターネットに接続できる環境を提供するため、本厚木駅周辺にAtsugi Free Wi-Fiを増設してまいります。  また、ホームページにつきましては、近年の情報通信環境を踏まえながら、より利用しやすく、分かりやすいホームページを目指し、全面リニューアルに取り組んでまいります。  市民参加・市民協働の推進につきましては、現地対話主義に基づく自治会長とのまちづくりフリートークや子育てコミュニティトークなどを通して、市民の皆様の御意見を市政に反映してまいります。  また、日本一絆の強いまちを目指し、市民自治推進組織の活動を引き続き支援するとともに、市民参加条例や市民協働推進条例の適正な運用を図ってまいります。  行財政改革の推進につきましては、本市を取り巻く社会情勢の変化や多様化するニーズに対応するため、あつぎ行政経営プラン実施計画に位置づける取組を推進するとともに、引き続き外部評価を実施してまいります。  さらに、持続可能な経営基盤を確立するため、第7次行政改革大綱を策定するとともに、公共施設の最適化を推進するため、新たに施設ごとの具体的な対応方針を定める実行計画を策定してまいります。  事務の効率化及び生産性の向上につきましては、定型業務等を自動化するRPAを導入し、市民サービスの向上につなげてまいります。  財政運営につきましては、社会保障関係経費や公共施設の維持補修経費の増大を見据え、収納対策のさらなる強化により、税や料などの自主財源を確保するとともに、国庫補助金等の特定財源の確保に努めてまいります。  また、ふるさと納税のさらなる拡充や債券運用等、新たな財源確保に積極的に取り組むとともに、今後の税収確保を見据えた将来への投資となる都市基盤整備を推進するなど、持続可能な強い財政を堅持してまいります。  組織運営につきましては、経験豊富な専門職の任期付職員としての採用や会計年度任用職員制度の有効活用により、効率的な行政運営を進める強い組織を構築してまいります。  また、積極的な情報公開を進め、行政の透明性や信頼性をさらに高めることにより、市民の皆様に対する説明責任を果たしてまいります。  さらに、窓口サービスの一層の向上を図るため、家族の死亡により悲しみや心労を抱える御遺族が、必要な行政手続をスムーズに行うことができるよう、支援する窓口を設置してまいります。  情報化につきましては、市民の皆様の利便性の向上や安定的な市政運営の実現を目指し、効果的なICTの利用を促進するとともに、本市の情報化施策をさらに推進するため、新たな情報化推進計画を策定してまいります。  都市間連携の推進につきましては、広域的な課題解決や行政運営を推進するため、県央相模川サミットにおいて、激甚化する風水害への対策を検討するとともに、広域行政連絡会において、観光振興に向けた事業に取り組んでまいります。  国内友好都市との交流につきましては、沖縄県糸満市や、友好都市締結15周年を迎えた北海道網走市と、幅広い分野で魅力ある市民交流事業を実施してまいります。  また、友好都市締結35周年を迎える秋田県横手市との職員相互派遣を引き続き実施することにより、幅広い視点で物事を捉えることができるよう職員を育成するとともに、交流のさらなる強化を図ってまいります。  以上、令和2年度の市政運営に当たり、私の所信及びこれを実現するための主要な施策について御説明申し上げました。  本市を訪れ、その際の様子を「厚木六勝」や「游相日記」に記した江戸時代の画家であり、蘭学者の渡辺崋山は、「眼前の繰り廻しに百年の計を忘するなかれ」という言葉を残しています。目の前の事象にばかりとらわれることなく、将来を見据えた持続可能な市政運営が大切であり、現在の施策は市民の皆様の未来の生活につながっているということを常に意識する必要があります。これからも、輝かしい未来に向かって、市民の皆様が明るく元気で幸せに暮らし、一人一人が心の中に大輪の花を咲かせることができるよう、誠心誠意、市政運営に取り組んでまいる所存であります。  さて、皆様御承知のとおり、今年は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される年であります。冒頭、私の今年の市政運営のテーマは「大輪」であると申し上げました。大輪の輪は五輪の輪でもあります。6月には、聖火リレーが本市を通過するに当たり、記念イベントを開催するなど、56年ぶりに東京で開催されるオリンピック・パラリンピックに向け、大いにムードを盛り上げてまいります。また、通過ルートとなった道路に記念パネル等を設置するほか、事前キャンプをはじめ、国内外から迎える多くの皆様との友好の輪を大きく広げ、将来に大きなレガシーを残すことが、私の務めであると考えております。  私はこれまで、市民協働、現地対話主義を信念として、市政に邁進してまいりました。オリンピックマークは、五大陸を示す5つの輪が重なって描かれております。本市のまちづくりを表すとするならば、幾つもの輪が水平に強くつながり合う構図が思い浮かびます。市民の皆様や企業、行政などが同じ目線で固く結ばれ、つながり合うことで、大きな人の輪を築き、まちづくりの原動力・推進力として大きな役割を発揮するものと確信しております。  今後も引き続き、あつぎ元気プランに掲げる将来都市像「元気あふれる創造性豊かな協働・交流都市 あつぎ」の実現のため、市民の皆様並びに議員の皆様のより一層のお力添えを心からお願い申し上げ、令和2年度の施政方針といたします。  ありがとうございました。 18 ◯寺岡まゆみ議長 以上で市長施政方針の説明を終わります。  ここで10分間休憩いたします。      午前10時49分  休憩    ──────────────      午前10時59分  開議 19 ◯寺岡まゆみ議長 再開いたします。  日程15「議案第13号 厚木市役所位置設定条例の一部を改正する条例について」から日程26「議案第24号 厚木市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例について」までの12件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 20 ◯小林常良市長 (登壇)ただいま議題となりました議案第13号から議案第24号までの12件につきまして、一括して提案理由を御説明申し上げます。  まず、議案第13号 厚木市役所位置設定条例の一部を改正する条例につきましては、市役所の移転整備を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第14号 厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例及び厚木市病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例につきましては、本市の財政状況等を踏まえ、常勤特別職職員の給与の額を減額するため、これらの条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第15号 厚木市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、本市の財政状況等を踏まえ、職員給与の減額措置を継続するため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第16号 厚木市の議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、所要の措置を講ずるため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第17号 厚木市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例につきましては、新たな附属機関を設置するため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第18号 厚木市手数料条例の一部を改正する条例につきましては、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部改正に伴い、建築物エネルギー消費性能向上計画の認定申請等に対する審査手数料の算定方法の一部を改めるほか、所要の措置を講ずるため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第19号 厚木市印鑑条例の一部を改正する条例につきましては、成年被後見人の権利の制限に係る措置の適正化を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第20号 厚木市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、保険料軽減の基準となる所得金額を引き上げるため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第21号 厚木市小規模水道及び小規模受水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例の一部を改正する条例につきましては、小規模水道の水質検査等に係る規定を改めるほか、所要の措置を講ずるため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第22号 厚木市市営住宅条例の一部を改正する条例につきましては、市営住宅の入居に当たり、保証人を不要とするほか、所要の措置を講ずるため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第23号 厚木市建築基準条例の一部を改正する条例につきましては、長屋の用途に供する建築物に係る耐火の制限の一部を緩和するほか、所要の措置を講ずるため、本条例の一部を改正するものでございます。  次に、議案第24号 厚木市選挙公報の発行に関する条例の一部を改正する条例につきましては、選挙公報の掲載文を電磁的記録により提出できるようにするため、本条例の一部を改正するものでございます。  以上12議案につきまして、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 21 ◯寺岡まゆみ議長 一括質疑に入ります。高田浩議員。 22 ◯6番 高田 浩議員 議案第13号 厚木市役所位置設定条例の一部を改正する条例について質問をいたします。  「『中町3丁目17番17号』を『中町1丁目717番地1』に改める」とされています。パブリックコメントのどこに中町1丁目717番地1とあったのでしょうか。 23 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 パブリックコメントでは中町第2-2地区周辺ということでお伝えをしてございます。改正する地番につきましては明記されておりません。 24 ◯6番 高田 浩議員 霜島副市長にお尋ねいたします。パブリックコメントと議案は同じものにする。これは大原則です。これまで私は議会でも言ったことがあります。私が言うまでもなく、大原則であります。なぜ、この中町1丁目717番地をパブリックコメントに書かなかったことを認めたのか。そして議案として出すことを認めたのか。厚木市は相変わらずこの原則を分かっていないと断言する以外ありません。  なぜパブリックコメントに──単純な話です、併記すればいい。これは地番だから仕方ない。だから、今回パブリックコメントに厚木市中町1丁目と書いてありました。それと、地番ということを、括弧書きでも何でもいいですから、中町1丁目717番地1と併記すればいいだけの話なのです。なぜそうするように指示しなかったのか、そして今回議案として出すことを認めたのか、見解をお尋ねいたします。 25 ◯霜島宏美市長 今、高田浩議員から、パブコメの内容と今回の議案の位置の内容とは異なっているのではないかというお話を頂きました。もともと高田浩議員がおっしゃる部分でパブリックコメントというのは、広く市民の方に情報を提供するなり、市の計画をお出しして、その内容について御意見を頂くものでございます。具体的な丁目の地番まで入れなかった部分につきましては、本来計画をつくりまして、議員の皆様から御意見も頂きながら、位置設定条例ということで、この位置をしっかり議員の皆様に御提案して決定するという見解を持っておりますので、載せなかったことについては、今、見解で高田浩議員がおっしゃるように、同様のものを載せるべきではないかという部分がありましたけれども、詳細のその地番までは表示してございませんが、中町第2-2地区のあそこのところに移転をするという内容は御提示させていただいたものと解釈しておりますので、具体的な地番を載せなかった部分については、特にパブリックコメント上の中では、市民参加の手続の中で問題があるとは捉えてございませんので、御理解をいただきたいと思います。 26 ◯6番 高田 浩議員 結論から言うと、今回は、市民参加条例違反であるとは断言はいたしません。許容範囲だと言えます。しかし、大変申し訳ございませんが、ストレートに申し上げれば、今の答弁では法律上の見解が分かっているとは少し言いがたい。  なぜ許容範囲かというと、中町1丁目として丸く地図上で描かれていたのですね。だから許容範囲だと。しかし、足らないのです。ただ併記すればいいだけの話なのです。どうしてそういう単純な簡単なことが相変わらず、市民参加条例をもとにしたことができないのでしょうか。  公表しなければならない、いろいろ書いてあるわけです。第10条とかいろいろなところに書いてあるのですけれども、相変わらずそういう手続が不備な面がある。これについて見解を求めます。 27 ◯霜島宏美市長 今回の件の位置設定条例の内容も含めて、過去にも、今、高田浩議員がおっしゃるように、パブリックコメントと内容的にそごがあるというような御指摘を頂きました。同じようなお答えになってしまいますけれども、私どもは、位置設定条例の何番地というところを表示する必要性がどこまであるかという部分を我々が考える中で、自分としても考えておりまして、現段階の中では、そこまでの表し方はなくてもいいという解釈を自分なりにも取っております。  今後、高田浩議員がおっしゃるように、一字一句違わない表現を、パブコメと例えば条例、計画を含めて、その内容をどこまで市民の皆様に御理解いただけるように出すかというのが我々のほうの考え方だと解釈しておりますので、今回はこういう形で出させていただきましたが、今後、こういう部分でよりよく市民の方々に御提示することによって、より分かりやすくなるという法解釈上の部分も含めて、私として個人的にも勉強してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 28 ◯寺岡まゆみ議長 名切議員。 29 ◯8番 名切文梨議員 同じく議案第13号についてお伺いいたします。所管外ですので、この場で幾つか確認をさせていただきたいと思います。  厚木市複合施設等整備基本計画(案)に対するパブリックコメントの結果は80%が賛成または賛同、反対は8%だったとの報告を頂きました。この数字は議案第13号の賛否を判断する目安にしてしまっていいのか、お伺いいたします。 30 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 パブリックコメントで頂いた御意見のうち、賛成・賛同と我々が理解した割合が8割強ございました。まず、意見に賛成しているということが明記されているものや、計画どおり進むことを期待するという文言が書かれたものは賛成と判断させていただきました。また、賛成するという直接の表現がない場合でも、例えば、図書館の使用や(仮称)未来館の展示内容についての御提案や御要望など、中町第2-2地区に複合施設を整備することを前提とした御意見につきましては賛同いただいているものと判断させていただきました。  それに対しまして、計画に反対するということが明記されているものや、中町第2-2地区以外の場所を提案するものなどは反対と判断いたしました。  全員で192人・団体の意見がございまして、今申し上げたように客観的な判断で分類をさせていただきましたところ、先ほど言いましたように、賛成・賛同と判断したものが8割強の80.8%、反対と判断したものは1割弱の8.3%、その他(感想・質問)等分類が不可能なものが1割強の10.9%という結果になってございます。  私のほうからは以上でございます。 31 ◯寺岡まゆみ議長 質問にお答えいただきたいのですが……。 32 ◯佐藤 明政策部長 庁舎の位置設定条例につきましては政策部所管で御提案をさせていただいてございます。御協議いただきまして、ありがとうございます。  パブリックコメントの形といたしまして、これはもちろん賛否を直接的に把握するというのが目的ではございませんが、複合施設の整備に当たってのパブコメにおきましては庁舎のことも記載がございますので、それについて、よりよい計画とするためにパブコメを実施させていただいたものでございます。  また、併せまして、市の庁舎の整備の基本構想につきましても、当時パブリックコメントを実施させていただいて、確定させていただいたものでございます。  市民の方の意見を伺うということでは、計画に対する御意見ではございますけれども、庁舎の位置につきましても含めて市民の声を聴いたものと考えてございます。 33 ◯8番 名切文梨議員 そのことを聞いたのではなくて、この賛成または賛同が80%強、反対は8%という数字は賛否を判断する目安にしてしまっていいのかというお伺いなのです。それについては明確なお答えが頂けなかったので、大変残念に思います。  そもそもパブリックコメントとはどういう性質のものか、総務省のホームページで確認をいたしました。「行政機関が命令等を制定するに当たって、事前に命令等の案を示し、その案について広く国民から意見や情報を募集するもの」、「これは平成17年6月の行政手続法の改正により新設された手続」とあります。また、行政手続法第42条、提出意見の考慮では、提出された意見を十分に考慮しなければならないと定めています。  パブリックコメントとは寄せられた意見の内容を尊重するものであるにもかかわらず、今回は賛成または賛同、反対、その他で分類し、その数値をパブリックコメントの結果であるように報告をされました。この行為に問題点がないか、お伺いいたします。 34 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 パブリックコメントの実施結果につきましては、賛成・賛同、反対という分類につきましては特に公開はしてございません。この意見の反映状況につきましては公開をさせていただいているところでございます。  条例・計画等に反映させたものが39件、意見の趣旨が既に条例・計画等に盛り込まれているもの185件、今後の取組において参考にするもの224件、条例・計画等に反映できないもの33件、その他(感想・質問)等が154件、合わせて635件でございますが、一応こちらにつきましては全て市の見解につきましても公開させていただいてございまして、パブコメの趣旨につきましては、やはり賛成、反対の意見の数を把握することが目的ではございません。 35 ◯8番 名切文梨議員 私の申し上げたことと違うお答えをされました。私は公表などと一言も言っていません。報告、議員に報告をされました。そして私たち議員は、その報告を頂いて、そしてもちろんそれだけではないのですけれども、様々なことを考慮して、これからこの議案の賛否を考えるわけです。それで議論をしていくわけです。そういう私たちに報告をされたというその行為が問題はなかったのかと聞いただけで、公表何とかは言っていないので、その点を御答弁いただきたかったのですが、そのお答えも違うことにすり替えて御答弁されたというのは、ちょっと残念に思います。  これをもう一回してしまうと3問を超えてしまうので、これについてのコメントは重複ということで、さっきの質問に的確に答えていただけなかったということで、再度このことにお答えいただくということを、議長、お許しを頂いてもいいでしょうか。 36 ◯寺岡まゆみ議長 分かるように、もう一度御発言いただけますか。 37 ◯8番 名切文梨議員 では、2番目の質問をもう一度同じように、全く同じように読み上げます。質問いたします。  そもそもパブリックコメントとはどういう性質のものか、総務省のホームページで確認をいたしました。「行政機関が命令等を制定するに当たって、事前に命令等の案を示し、その案について広く国民から意見や情報を募集するもの」、「これは平成17年6月の行政手続法の改正により新設された手続」とあります。また、行政手続法第42条、提出意見の考慮では、提出された意見を十分に考慮しなければならないと定めています。  パブリックコメントとは寄せられた意見の内容を尊重するものであるにもかかわらず、今回は賛成または賛同、反対、その他で分類し、その数値をパブリックコメントの結果であるように報告をされました。この行為に問題がないか、お伺いいたします。 38 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 (注1)市民に対しまして、意見の反映状況につきまして公開をさせていただいているところでございます。先ほど申しました5点につきまして、反映区分と件数につきましては公開をさせていただいているところでございます。賛成・賛同、反対、その他の公表につきましては、2月13日に開催されました中心市街地活性化特別委員協議会におきまして、委員の方からの御質問に対しまして、我々が御回答したところでございます。(注1-1を参照) 39 ◯佐藤 明政策部長 今、鈴木市街地整備担当部長からも答弁がございましたけれども、パブコメの結果といたしましては、さっき御説明申し上げましたとおり、5つの分類での報告ということで公表させていただいているところでございます。鈴木部長の答弁にございましたが、私の記憶ですと高橋豊議員からも御質問を頂きまして、そのお答えとして報告させていただいた機会を何となく覚えてございます。  もちろん形といたしまして、概要をお伝えするときに、御質問に関しましては、私どものほうとしてデータがあればお答えできるわけでございますので、それによって御報告というよりは、回答申し上げたという見解でございます。市民の方のお考えにつきましては、的確に200件を超えるものを複合施設の計画に生かすことができたと考えてございますので、今、名切議員から御質問がございました適切であったか不適切であったかということに関しましては、当然のように御質問いただきましたので御回答申し上げたというような考えでございます。 40 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 (注1-1)すみません、先ほどの名切議員への回答につきまして、一部訂正をさせていただきたいと思います。  先ほど2月13日開催されたと答弁をさせていただきましたが、誤りでありまして、1月8日開催の中心市街地活性化特別委員協議会でございます。申し訳ございませんでした。  また、そのときには、あくまで委員からの御質問に対しお答えしたということで、行政からお示ししたものではございませんので、よろしくお願いいたします。(注1を参照) 41 ◯8番 名切文梨議員 そのことを言っているのではなくて、私たち議員に報告されたということは、これから審議をするのに参考にするかもしれない議員に示された行為について問題がないかと伺っているのですけれども、分かりました、これ以上聞いても私の質問に直接のお答えが期待できると思えないので次に進みます。  そうだとするならば、賛成か反対の問いを設けず、自由記述の意見を賛成または賛同、反対、その他の3つに分類し、その数値のみを報告する際には、疑義を持たれないよう慎重に作業する必要があります。今回、賛成または賛同は80%強、反対8%強との結果のみ報告され、その根拠となる資料が配付されませんでしたので、議員資料請求をして出していただきました。根拠となる資料とは、パブリックコメントの全ての写しとともに、そのコメントが賛成か賛同か、反対か、その他のうちどれに分類されたかが分かる資料です。  全てチェックしました。これは果たして賛成または賛同に分類していいのかと思うコメントがかなりありました。例えば、市庁舎にはいろいろな人が来る、ニュースでは包丁を持って市役所にどなり込んでくる人もいるという。図書館、(仮称)未来館が市庁舎と一緒になった場合は、何かあった際に子供たちが自力で逃げることができる施設になるのか不安を持っている。子供たちが迷わないで逃げられる施設にしてほしい。アミューの子育て支援センターは一見おしゃれに見えるが、案内が不足していて、後から貼り紙がぺたぺた貼ってあり、残念に感じる。また、市立病院は新しくなったのに狭くて寒いと友人が言っていた。複合施設は設計の段階で利用者の意見を聴いてもらいたい。  その後にいろいろな要望が書いてあるわけなのですけれども、この内容のコメントを賛同と判断をしているわけです。このコメントを出された方は、図書館や(仮称)未来館が市庁舎と一緒になることに不安を感じておられるわけです。ですので設計段階で利用者の意見を聴いてもらいたいと訴えておられるのです。どう読み取ったら賛同になるのでしょうか。  こういうのはほかにもたくさんあります。計画の目的は周辺環境の機能としているが不十分である、公共空間の確保・創出について明確な方向性が示されていない。施設配備の考え方における歩行者に向けたメッセージ性のある計画策定が必要であるとの意見が入ったものも賛同に分類されています。  また、中心市街地の全体構想と基本計画案のつながりが見えてこない。複合にすればするほどワンストップが難しくなる。庁舎窓口はワンフロアでおさまり、上下移動がないほうがいいと思っている云々、この意見も賛同に分類されています。  ほかにも、アミューに図書館と未来館を全て入れられないのかと思っている。今の図書館は書庫に眠っている本が多いとだけ書かれており、複合施設に賛同しているかどうか分からないこの御意見も賛同に分類されています。  地下道で様々なイベントをやっているが、駅東口にエレベーターが設置しておらず、車椅子での移動ができない。中町2-2地区での複合施設建設が決定しないと地下道は整備できないのか。この御意見も賛同です。  そして、愛甲石田に第二庁舎を造ってほしい。車椅子利用者やストーマ使用者に配慮し、トイレは大事に造ってほしい。点字ブロックは軟らかい素材のものを採用してほしい。この御意見も複合施設に対する賛同。  また、相模川が決壊した際は、間違いなく厚木の街なかは浸水することが考えられます。災害時に陣頭指揮を取る行政の機能が滞らないよう、災害に強い防災拠点をつくってください。これは賛成に分類されていますが、複合施設等整備基本計画(案)への賛成意見と言えるのでしょうか。80%強が賛成または賛同に分類されていますので、これはどうかと思うものを全部紹介していると切りがないので、これくらいにしておきます。
     一方で、これらが賛成や賛同に分類されるなら、その他に分類されている中に目立つのが、反対を意図していると読み取れる意見が多いことです。例えば、バスセンター裏にある自転車とオートバイの駐車場はどうなるのでしょうか。国、県の機関を優先する前に利用者のことを考えてくださいという御意見。  また、厚木市は昔から建物を建てることしか考えていない。本来は道路整備が先になければならない。施設ばかり造っても道路がしっかりしていなければ地域住民が迷惑する。道路整備に力を入れてほしいという御意見。  あとは、国、県、市の施設が一体となり、連携によるメリットもあるが、万が一、建物が被災した場合を考えると、各施設を分散させたほうがリスク分散となり、業務継続にはメリットもあると思うがどうかという御意見。  さらに、今どき本社機能は不要である、市庁舎を建てる必要はないという御意見。  市の一等地にこのような施設が必要なのか、もっとほかの活用方法があるのではないかという御意見。  行政機関と図書館や未来館が複合することによるメリットがあるのか分からないという御意見。  それから、本庁舎と第二庁舎の部署が全て入るのか。狭隘化が問題と言っているのに、面積が小さくなるのでは問題解決にならないのではないか。  セキュリティーのことを考えると、図書館、(仮称)未来館のような不特定多数の人が入る施設と市庁舎を一緒にするのは問題があるのではないか。  雑居ビルにしてほしくない、複合化することによって市庁舎としての機能が薄れてしまわないようにしてほしい、各施設が中途半端等々、これらの意見が入ったものが全てその他に分類されています。その結果の賛成・賛同80%強、反対8%強です。  先ほど申し上げたとおり、行政手続法では、提出された意見を十分考慮しなければならないと定めており、その上で、厚木市市民参加条例第10条第2項では、実施機関は、パブリックコメント手続において、意見等の提出があったときは、提出された意見等の概要を公表しなければならないと定義していますが、今回出された賛成・賛同80%強、反対意見8%強という私が請求した今回のこの公文書は、意見を寄せてくださった市民の意向を正確に反映したものとは言い難く、撤回すべきではないでしょうか。  そして、どうしても分類してパーセントを出す必要があると判断されているのなら、疑義を持たれないように、分類し直して公表すべきではないかと考えます。見解をお伺いいたします。 42 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 先ほども申しましたように、今回のパブリックコメントにつきましては、賛成・賛同、反対を求めるものではございません。あくまでパブリックコメントにつきましては、よりよい計画とするために市民の皆様から御意見を頂きまして、可能な限りその意見を計画に反映するために実施をさせていただいたものでございます。  繰り返しになりますが、市の計画案に対しての賛成・賛同の意見の数を把握することがこのパブリックコメントの目的ではございませんので、よろしくお願いいたしたいと思います。  また、かなり多くの意見を名切議員が今おっしゃっていただきましたけれども、それ一つ一つに答えるのはちょっと資料的に難しいかなというところがございますが、我々といたしましては、書かれた意見の内容について客観的に判断をさせていただきまして、議員さんが求めていられる賛成・賛同、反対の仕分けをさせていただいたところでございます。 43 ◯寺岡まゆみ議長 名切議員、3回目になります。 44 ◯8番 名切文梨議員 (注2)賛成、反対を求めるものではないパブリックコメントを、今回は賛成・賛同も一緒にされましたけれども、分類をして、私たちの全員協議会の場で、パブリックコメントをしました、その結果、80%強が賛成でした、8%が反対でしたという報告をされたわけです。本来ならば賛成、反対を求めるものではないものを、どうして私たちに報告として出されたのでしょうか。  この行為、私は最初にも言いました。賛成、反対と分類するということはふさわしくないのかということを申し上げました。それに同意をされたわけですよ。同意をされたということは、今回この数字を私たちに報告をする、こういう中身を出さないで報告をする──請求したら出してくださいましたよ。でも、そういう行為は問題はなかったのかと伺って、これにはちょっと答弁を頂けていなかったのですけれども、そういったことを指摘しているわけです。私の質問にちょっと答えていただきたいと思います。分かりやすいようにお願いします。(注2-1を参照)(注2-2を参照) 45 ◯佐藤 明政策部長 まず、80%の根拠ということで、一つ一つ頂いた御意見について御披露いただきました。私の認識では、この80%の賛成に当たりましては、意見の件数は600件を超えてございますけれども、192の団体、それから市民の方から御意見がありまして、複数の御意見を頂いているわけでございますので、それを分類する中で、お一人お一人の方のお考えとして賛成、それから反対を判断したのが80%となってございます。お一人お一人のお気持ちを分類したということに関して、作業の内容について今私が全てを把握しているわけではございませんが、客観的な判断の中からその数字を市としては持ち得たということでございます。  その後、議員のほうから委員会等を通しましてお話がございましたので、それを公表させていただきました。これは、名切議員の御質問からいいますと、その報告の必要性ということでございますが、意図があってそれをお話し申し上げたということではなく、そういう説明を求めて御質問を頂きましたので、回答させていただいたということでございます。その報告の必要性があった、なかったということよりも、あくまでも質問に対してお答えを申し上げたという認識でございます。 46 ◯8番 名切文梨議員 私の質問ですか。委員会での私の質問ですか。 47 ◯佐藤 明政策部長 いえいえ、違います。中心市街地の協議会でのお話であったところでございます。名切議員からのお話ではございません。 48 ◯寺岡まゆみ議長 高田浩議員。 49 ◯6番 高田 浩議員 (注3)今の名切文梨議員の指摘は大変重要な指摘です。私は資料請求していませんので断言はできませんが、名切文梨議員が議員資料請求をして読み上げたことがもしそのとおりであるとしたならば、客観的ではなく恣意的なデータの作り方と言わざるを得ない。  しかも、そもそも、この賛成80%というのは、市民参加条例第10条、その他必要な事項に該当すると思われますが、ここに書いていないのですね。パブリックコメントに賛成、反対と分類しますよと書いていない。書いていないことをパブリックコメントの結果としてまとめて出している。これはタウンニュースでも報道されましたので、広く市民に周知されている。もし名切文梨議員が言ったとおりだとすれば、厚木市民に誤解を与えているということであると断言せざるを得ません。私は資料を見ていないから、名切文梨議員が言っていることが正しいという前提で物を申し上げていますけれどもね。  もう一回申し上げますけれども、市民参加条例第10条、「実施機関は、パブリックコメント手続を実施しようとするときは、次に掲げる事項を公表しなければならない。」、「しなければならない」のです、義務です。「しなければならない」。3つあって、「その他必要な事項」。賛成、反対に分類しますよと書いていなかった。書いていたのですか。(注3-1を参照) 50 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 パブリック・コメントには明記されていないという認識でございます。 51 ◯6番 高田 浩議員 だったら、簡単に言うとやばいではないですか。それをわざわざパブリックコメントの結果として書いている。しかも、名切文梨議員が申し上げたとおりだとすれば、客観的でなく恣意的なデータの分析、分類であると。私は、去年の11月に厚木市の職員と総務省の統計局に行って、統計データのことについてヒアリングしてきましたけれども、非常に残念としか言いようがないですよね。  もう一回、この市民からの意見を集約したデータを再確認してはいかがでしょうか。 52 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 先ほども申し上げましたとおり、文章につきまして客観的に判断をさせていただきまして、賛成・賛同、反対という分類をさせていただきました。計画に反対するということが完全に明記されているものや、中町第2-2地区以外の場所を提案するものについては明確に反対ということで整理をさせていただいたところでございます。担当者が行っているわけですが、我々も全て目を通させていただきまして、この数には誤りはないという認識でございます。 53 ◯6番 高田 浩議員 質問に答えていません。 54 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 192人・団体の方々の意見を再度精査させていただきます。 55 ◯6番 高田 浩議員 精査すると。今、私は市街地整備担当部長からそこまで出てくるとは期待していなかったのですが、それはありがとうございます。  まず、前も申し上げたとおり、もう随分前の話ですけれども、厚木市は、かつて情報公開条例を本会議で出したところ、不備があったので、議案を取り下げたこともありました。その取下げというのは委員会で表明されました。不備は私が一般質問で申し上げたのですけれどもね。  それで今、後ろから行政総務課長が何やらメモを回していましたけれども、もう一回、市長にお答えいただきたいのですけれども、簡単に言うと、市民参加条例第10条でしなければならないことをしないで、する必要のないことをパブリックコメントの結果で出しているのです、分かりやすく言うと。しかも、そのデータが、名切文梨議員が言ったことが正しいとすれば、データの改ざんなわけです、もっと分かりやすく言うと。  こういう状況を許して、この議案をどんどん進めてよろしいのでしょうか。 56 ◯霜島宏美市長 今回、位置の設定の条例を議案として提出させていただいています。パブリックコメントにつきましては、先ほど高田浩議員とも内容について云々というお話をさせていただきましたが、結果が賛成、反対ということが行政のほうからあらわに出たというような解釈の話のようにも聞こえてくるので、先ほどそれぞれ部長が答えておりましたとおり、高田浩議員もよく御承知のように、あくまでもパブリックコメントは市民参加の手続の一つとして市等がしっかり情報を提供して、こういう計画ですよ、こういうものですよというときに、それについて御意見を頂くということです。  さっきの地番の関係もありますが、今回も、計画をつくるに当たって、基本計画をこういう形でつくっていきますという内容のものをパブリックコメントにかけさせていただいて、個々の意見についてはそれぞれ文章を読ませてもらって、個々に回答をさせていただいています。賛成、反対という議論はその次の問題というかね。ここでパブリックコメントの結果で賛成、反対がどうのこうのという、我々が積極的に出すという部分ではなくて、たまたまそういう機会があったので捉え方としてお出ししたので、それぞれ頂いた意見をどう計画に反映していくかということが実は基本だと思っております。議員の皆さん方も多分そういうお考えだと思います。  たまたま賛成、反対という、今回も位置設定条例で出ていますので、それをあたかも我々のほうが誘導して出しているよというような捉え方をされているようにも感じますが、決してそういう意図はございません。いろいろな意味で市民の方の意見を聴いて計画に反映していく、それが目途のパブリックコメントでございますので、その辺の御理解を頂きたいのと、高田浩議員のほうからありました内容の精査については、それぞれ客観的に見て判断をしているので、長文であったり短かったり、最後は反対とか賛成という部分で書いてあるものはあるのかどうか、635件全部、今、私の手元にないのであれなのですけれども、それを客観的に判断させていただいて、この計画についてどうだということでの御意見を頂いて、それにお答えをして表に出させてもらっているということで、個々に賛成、反対という部分の話ではないというふうに御理解を頂きたいと思います。 57 ◯6番 高田 浩議員 すみませんけれども、長々と、英語で言うとエクスキューズといいますが、言い訳するのはやめていただけませんでしょうか。今、霜島副市長は、賛成、反対を積極的に出したわけではないとおっしゃいましたけれども、積極的に出しているではないですか。パブリックコメントに賛成、反対、その他で分類しますよと書いていないのに、積極的に出しているのは厚木市なのです。何を訳の分からないことを言っているのですか、申し訳ないけれども。  先ほど市街地整備担当部長がおっしゃったとおり、もう一度見直すという答弁をしましたので、それをして、委員会までに明らかにしてほしいのですが、いかがでしょうか。 58 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 パブコメの結果につきましては、求めてはございませんが賛成・賛同、反対、こちらにつきましては再度精査をさせていただきます。委員会までに再精査をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  なお、いろいろ寄せられた多くの意見につきまして、我々担当事務局が意図的に、恣意的に、反対もしくはその他を賛成・賛同にしていったということは決してございませんので、よろしくお願いいたします。 59 ◯寺岡まゆみ議長 高田昌慶議員。 60 ◯1番 高田昌慶議員 端的にお尋ねします。私も資料請求させていただきました。パブコメの47番、これは賛同と書かれていますが、さっき名切議員からもありましたが、検討が不十分と書かれているのです。精査するに当たり判定基準が曖昧過ぎる。どこの文章から賛同の分類に至ったのか、経緯を教えてください。 61 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 繰り返しになりますが、計画に反対するということが明記されているものや、中町第2-2地区以外の場所を提案するものについては反対という分類をさせていただきました。その他、賛成するという直接の表現がない場合でも、例えば図書館の使用とか、様々なこの機能、規模に対しましての御意見や御要望などが含まれているものにつきましては賛同という分類をさせていただいたところでございます。 62 ◯1番 高田昌慶議員 ありがとうございます。繰り返します。検討が不十分であると思いっ切り書いてあるのです。冒頭部分にです。再分類をするという答弁があったので、その精査をするに当たり、しっかりと判定基準を設けていただきたい。その数字が、やはり我々がこの議案に対して賛同するかどうかの大きな基軸になってくると。大きなというか、少なからず影響を与えてくるものと認識します。  なので、もう一度言いますが、パブコメ47番。もっといっぱいあります。私が主観的に判定をしたのですが、これは8割賛成と書かれていますが、私は全てに対して、時間も限られているので個人的に精査したら、半分は反対またはその他の意見だったと認識をしています。特に今の話でいうと、この47番はどのように賛同の分類に至ったのか、もう一度お尋ねいたします。 63 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 今、47番の市の考え方を明記したものがちょっと手元にございませんので、明確にはお答えできませんが、繰り返しになりますが、客観的に……。  検討が不十分というのが最初に書かれているというのは確かでございます。それから2ページにわたりまして多く意見を寄せられている方だと思いますが、冒頭に検討が不十分であるということは置いておいて、中の内容につきましては、第1章の基本計画の目的につきましてかなり御自身の意見、また、6章全てに、基本計画の全てに対しまして御自身の御意見を書かれているということでございます。ですから、この場所につきまして、例えば中町第2-2地区周辺の場所につきまして明確に反対という御意見ではなかろうかなというふうに我々は判断しておりまして、賛成もしくは賛同に分類させていただきました。 64 ◯松尾幸重協働安全部長 パブリックコメントということで、所管しております私のほうから、パブリックコメントの関係で、市民参加条例第10条についてちょっと御紹介させていただきます。  第10条第2項におきまして、「実施機関は、パブリックコメント手続において、意見等の提出があったときは、次に掲げる事項を公表しなければならない。」と定めております。第1号が対象行為の案の概要、また、第2号で提出された意見等の概要、また、提出された意見等に対する実施機関の考え方、そして、その他必要な事項と定めております。また、その他必要な事項におきましては、逐条解説の中で、今申し上げた3つに掲げる以外のものについても、「市民に対して執行機関の政策等の立案過程の透明性の向上を図ることができると考えられる事項については、その他必要な事項として公表するものとします」ということで、その他の事項として、今回まとめ上げたものが公表されるということと判断をしております。 65 ◯1番 高田昌慶議員 透明性の向上をしっかりとやっていただきたいです。  さっき、冒頭部分の47番に関して、検討が不十分である、これは一回置いておいてとおっしゃいました。置いておきましょう。置いた上で、2ページ目にちゃんと、明確な方向性が示されていないと強く書かれているのです。やはりここでも、市としての、行政としての、市民への情報公開、しっかり整合性がとれていないと私は思っています。 66 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 その内容は確認させていただいております。また、冒頭の件でございますが、周辺環境が不十分であるという御指摘でございますが、この御意見につきましては、今後、設計段階に入っていきますけれども、その中で十分に検討してまいりたいと考えてございます。  また、47番につきましては、賛同というくくりで分類させていただいております。賛同で分類させていただいています。 67 ◯寺岡まゆみ議長 それでは、ここで午後1時まで休憩いたします。      午前11時53分  休憩    ──────────────      午後1時00分  開議 68 ◯寺岡まゆみ議長 再開いたします。市街地整備担当部長。 69 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 (注2-1)(注3-1)先ほど幾つか御質問いただいた件につきまして、一部繰り返しになりますが、改めて考え方を答弁させていただきます。  まず、賛成・賛同、反対につきましては、1月8日に開催されました非公開の中心市街地活性化特別委員協議会で、委員から、全体の件数が多いので全体的な感触はどうかという趣旨の御質問に対しまして回答したものでありまして、先ほど議員から御指摘がございました全員協議会では回答はしてございません。  また、パブリックコメント実施結果として市民の皆様に公表していくものではございません。  なお、複合施設等整備基本計画の作成については、神奈川新聞、日経新聞、タウンニュースに掲載されましたが、賛成・賛同、反対に関する記載はございません。  また、1月8日の中心市街地活性化特別委員協議会後に、各会派の議員の皆様に基本計画を説明させていただきましたが、その際にも、賛成・賛同、反対を直接的には説明はしてございません。  何度も同じことを申し上げますが、パブリックコメントは市民の皆様の御意見をできるだけ計画に反映するために実施するものでありまして、賛成、反対を把握するものではございません。また、そのことを積極的に公表しているものでもございません。  また、先ほど高田浩議員からの質問に対しまして、私が精査するという答弁を申し上げましたが、あくまで賛成・賛同、反対の分類について精査をさせていただくもので、現在公表しているパブリックコメントの内容や結果について変更をするものではございません。(注2を参照)(注2-2を参照)(注3を参照) 70 ◯寺岡まゆみ議長 名切議員。 71 ◯8番 名切文梨議員 (注2-2)私も、今、市街地整備担当部長から御指摘いただく前に、全員協議会ではなかったという発言訂正をさせていただきたいと思っていましたので、その点は訂正をさせていただきます。また、質問に対してお答えになったという点も分かりました。その辺も私の間違いでございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  その上で、今もおっしゃったように、パブリックコメントは賛成、反対を把握するものではないという御認識であったにもかかわらず、議員から聞かれて、その賛成、反対という数値を答えてしまった、この行為というものについての御見解をお伺いしたいのです。というのは、賛成・賛同80%強、反対8%強との答弁をされたとき、委員会室、特に議員の座っている席からは驚きの声が漏れていたのです。そしてその後、事実として、その数値を今回の賛否の参考にしようという議員が出てくる可能性だって十分想定できたわけなのです。今言われたように、賛成、反対のその数値は、今後精査するべき数値だったわけなのです。その精査する必要があるものを、驚きとともに受け止めた議員がどういうふうに扱うかというのは大体想定ができた。そのことを考えると、聞かれたら、パブリックコメントは賛成、反対と判断するものではないという認識をお答えすべきだったのではないでしょうか。  また、様々な会合でこの市庁舎移転については話題になります。そのときに、こういう賛成・賛同が8割強だと、反対は8%のパブリックコメントだったらしいよというような話はよく上がるのですね。ということは、多くの市民が分かってしまうということも想定して、もっと慎重に取り扱うべきだったのかと思います。  私、先ほど一番最初に質問したときにお答えいただけなかったのですけれども、もう一度同じ質問をさせていただきます。厚木市複合施設等整備基本計画(案)に対するパブリックコメントの結果は、80%強が賛成または賛同、反対は8%だったとの御答弁を頂きました。この数字を議案第13号の賛否を判断する目安にしてしまっていいのか、お伺いいたします。これは先ほどした質問、先ほど御答弁いただけなかった質問です。御答弁をお願いいたします。(注2を参照)(注2-1を参照) 72 ◯佐藤 明政策部長 名切議員の御質問は、今回の議案につきましての賛否の判断の材料としてどうかということですので、私のほうからお答え申し上げます。  午前中から引き続きまして、パブリックコメントの賛否についての数字のお話がございましたけれども、パブリックコメントは、あくまでも一つ一つの御提案にお答えをし、また、その意見を計画に反映するもの。先ほどから申し上げたとおりでございます。今回の位置設定条例に当たりまして、その数字を参考としていただくということは、こちらとしてはもちろん考えてございません。パブリックコメントに関しての概要ということで、私どもが持っている数字をお答え申し上げただけの話でございますので、今回の条例の一部改正、それに係ります参考資料というふうな位置づけとは全く思ってございません。 73 ◯8番 名切文梨議員 それでは、この数値を答弁としてお答えになったという行為に対しては適切だったのかどうかということも、確認させていただきたいと思います。 74 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 まず、1月8日に開催されました中心市街地活性化特別委員協議会につきましては非公開扱いということで、御承知のとおりだと思います。そういった中で、委員の御質問に対しまして、我々としては真摯にお答えをさせていただいたところでございます。あくまで非公開扱いということでございますので、お答えをさせていただいたところでございます。 75 ◯8番 名切文梨議員 となれば、この数値をお答えされるときに、これはあくまでも市の判断であり、ほかのところが判断したら違う結果になるかもしれない。だからこの数値は判断の材料にはならない等、非公開だといってもそういった注意というか、そういうことを促すべきだったのではないかと思います。こういうことの御答弁は今後慎重にしていただきたい。非公開だったとしても、この数値はこの場だけですということを言い添えていただく等、慎重に扱っていただくことを要望させていただきます。 76 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 今後は慎重に取扱いさせていただきたいと考えてございます。 77 ◯齊藤淳一総務部長 先ほどから市街地整備担当部長のほうで非公開というお話をさせていただいておりますが、それ以前として、本来議会というものは、公表された場でお互いに議論を交わすというのが議会の奔命でございましょうから、本来その非公開のところで、それは単純に我々は、協議会を催す、委員同士の協議をされるのは、いつ、どうやられようという御自由でございますけれども、そこの場に我々も説明してくれという部分があれば出るのはやぶさかではございません。ただ、そこのやりとりというのは、当然市民のいる前でのやりとりではなくなりますので、その協議会でやられたことを前提として、こういった公の場で議論されるのはいかがかなというふうに自分はちょっと思います。 78 ◯8番 名切文梨議員 分かりました。では、その議論は別として、私、今回、議員資料請求をいたしました。それには、先ほどの繰り返しになりますけれども、パブリックコメントの内容、そしてそれを賛成・賛同、反対、その他と判断したという資料も出していただきました。それは公文書です。それをこの議案審査の場で使うのだということも分かった上で出していただいた資料に沿って発言をしている。そこにははっきりと80%強、8%強等々が書いてありましたので、その出された資料に沿って質疑をしているということは、申し添えさせていただきたいと思います。 79 ◯寺岡まゆみ議長 後藤由紀子議員。 80 ◯2番 後藤由紀子議員 今、私、この議題についてのお話し合いを聞きまして、実は私もその賛否が書かれている資料を請求させていただきました。確かに賛成・賛同、その他、反対という明確な文字が書かれていたのですね。その資料はそもそも何のために使われる資料だったのでしょうか。御回答をお願いします。 81 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 先日、名切議員のほうから資料請求がございまして、まずは全ての提出された意見につきまして複写しまして、整理番号をつけまして、提供させていただいております。それではなかなか賛否が分からないという御指摘を名切議員から受けまして、提出者の意向分類ということで一覧表を提供させていただいた経過がございます。私、後藤議員から資料請求を受けた記憶はございませんが、その辺はよろしいでしょうか。すみません。 82 ◯寺岡まゆみ議長 後藤議員、パブリックコメントは賛否を求めるものではなく、あくまでも市民の意見を求めて計画に反映するためというお答えを先ほどからも理事者の方が言っておられますので、御理解いただけますでしょうか。 83 ◯2番 後藤由紀子議員 分かりました。 84 ◯寺岡まゆみ議長 名切議員。 85 ◯8番 名切文梨議員 昨年12月定例会議で、複合施設の建設予定地の敷地内の民有地について調整は完了しているのかお伺いをした際、協力するとお話を頂いた上で進めているとのことでした。それから3か月たったわけですが、この条例を提案されるからには、当然確約があってのことと思います。文書等を取り交わしているのか。まさか口約束のみではないかと思いますが、その点、確認をさせてください。 86 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 12月定例会議でそのように御答弁をさせていただきました。まず、複合施設等整備基本計画の計画検討段階から、関係権利者の皆様に御意思をお伺いしながら、今年度は用地の基礎資料となります測量等の調査を該当地で進めてまいりました。関係権利者の方には、この基本計画の内容を御説明したところ、基本的に事業に協力するという意向を口頭で頂いております。 87 ◯8番 名切文梨議員 文書等も取り交わさず、口約束のみということが分かりました。  一団地認定の解除の必要性についても12月定例会議で確認をさせていただきました。その際、様々な手法があることや、市街地の一等地であり、土地利用についてどういう形が一番望ましいのか、これから検討していく必要があり、検証中との御答弁をいただきました。ある程度方向性が固まった上で位置設定条例改正案を出しておられるのか、建築の素人である私にも分かるように御説明を頂きたいと思います。 88 ◯鈴木 登市街地整備担当部長 該当地、今回条例改正でお示しした中町1丁目717番地1、この土地に隣接します道路や厚木保育所跡地、これらを含む区域を市庁舎を含む複合施設の建設予定地としております。また、中町立体駐車場や保健福祉センターとの関連性を考慮しまして、一団の土地として敷地を設定することで建設は可能であると判断してございます。  繰り返しになりますが、今後とも関係部署と協議をしながら、関係法令による容積率の緩和規定や許可制度の活用を見込みながら、駅前の立地条件を最大限に生かした利便性の高い複合施設を建設してまいりたいと考えてございます。 89 ◯8番 名切文梨議員 今2つの質問をさせていただきましたけれども、前回、事業手続を進める上で、順番が間違っているのではないかとの指摘をさせていただきましたが、今の御答弁を頂き、走りながら考えることになってしまうのではないかとの不安が増しました。市庁舎移転という重要で大きな事業計画にその手法は果たして通用するのか、疑問に思うところでございますが、ここから先は委員会での審査に委ねたいと思います。 90 ◯寺岡まゆみ議長 ほかになければ質疑を終結いたします。  本12件は、付託表のとおり所管の常任委員会に付託し、休会中の審査に付します。    ────────────── 91 ◯寺岡まゆみ議長 以上で本日の日程は終了いたしました。  本日はこれで散会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━      午後1時15分  散会
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